オートバイ屋
浜松でのオートバイ屋30軒のなかで、ホンダ、スズキ、ヤマハ以外は、つぶれたあと首脳は逼塞して、どこでどうくらしているかわからない。
少なくも以前に幾倍する活動をしているなんてのは一人もないといえるようでした。
「あのときの連中で今なお活躍しているのは、俺1人」と長本氏は豪語するが、これはあながち彼のほらとはいえないようでした。
ところで彼のやり口には、不屈不擁の精神が利いているだけでなく、"己を知る"ことも利いているようです。
現在は"鶏口となるとも牛後となるなかれ"の諺に文字通りあてはまっていて、まことにほほえましい。
川真田氏あたりもこの流儀でオートバイの修理屋でも地道にやれば、消えうせることもなく、川真田商店として細々と存在し得るのではないかとかねがね思っています。
しかし、いったん社長などでのぼせてしまったあとで、そこまで戻るのは心情的に相当の難事であり、川真田あたりの不幸はそこに胚胎するといえるでしょうか?